カバノアナタケとは?

 カバノアナタケは、サルノコシカケ類に属するキノコで、主に白樺やダケカンバなどのカバの木類に寄生するキノコです。 ロシアでは、チャーガと呼ばれています。

 主に白樺の木に寄生し、「白樺のガン細胞」とも言われ増殖後は、10年以上もの長い年月をかけて白樺の樹液(栄養分)をたっぷり吸収し成長し、最後にはその木を枯らせてしまう程の生命力が非常に強いキノコです。

 天然のカバノアナタケが採取できる場所は、ロシア、中国、日本では北海道などの寒冷地で、白樺の生育する地方でしか採取することができないため、高緯度の地域か高度の高い所に限られています。

 外見は石炭状の黒色で固い塊をしていて、2万本に対し1本(一つの山に一個程度!)の白樺の木にしか生息しないと言われ、極端に数が少なく入手する事が難しいことから「山の黒ダイヤ」、「幻のキノコ」と呼ばれるほど貴重なキノコです。


カバノアナタケでガンと無縁に?!

 ロシアには、長寿村と呼ばれる地域が数多くあり、特にケフィアという発酵乳(ケフィア粒という種菌を牛乳に混ぜて発酵)を食べ続けている人々に長寿の人が目立ちます。

 この地域の一部の村で、何世代にもわたって、ほとんど”ガンと無縁の生活”を送っている人々がいました。

これを不思議に思ったロシア・アレクサンドロフ郡の田舎診療医師が、その生活をつぶさに観察してみたところ、その正体がカバノアナタケであることを突き止めました。

ロシアでは16世紀からロシア皇帝が利用していたという文献も残っており、既にガンや胃潰瘍の治療のための薬品として正式に認められているようです。

ノーベル文学賞をとったアレクサンドル・ソルジェニツィンの『ガン病棟』の中でもカバノアナタケが自然治癒力を高め、ガン治療に効果があることを示す記述が残ってます。

カバノアナタケとβ-D-グルカン

 カバノアナタケの5大成分のひとつにβ-D-グルカンがあげられます。 

 β-グルカンとは...

β-グルカンという物質事態はありません。 いくつかの特徴を兼ね備えた物質を総称的にβ-グルカンと呼んでいます。

 そのためメシマコブ・アガリクスなどのβ-グルカンとカバノアナタケに含まれるβ-グルカンとは言葉は同じですが、構造は若干異なります。 

 カバノアナタケに多く含まれているのは、抗腫瘍機能を持つβ-1,3グルカンと呼ばれるもので、このβ-1,3グルカンは、人間自体の免疫系を活性化して治していく働きをもっています。

 参考までに、カバノアナタケのβ-D-グルカン含有量は、およそ13.6g/100gです。

カバノアナタケとSOD様活性

 カバノアナタケの5大成分のひとつにSOD様活性があげられます。

 SOD様活性とは、活性酸素を除去する物質であり、カバノアナタケには、このSOD様活性がアガリクスの20倍以上も含まれています。

 最近の研究では、病原菌以外の病気(ガン・心筋梗塞・動脈硬化・脳血管障害・肝炎・糖尿病・痴呆等)の9割は活性酸素が原因だと言われています。

 一般に、体外から摂取したSODは分子量が大きく、腸管から吸収されません。また、口から摂取すると、強い胃酸に阻まれほとんど分解してしまいます。

 しかし、カバノアナタケに含まれているSOD様活性はこの二つをクリアし、体内にあるSODと同じ働きをしてくれるスグレモノなのである。

カバノアナタケとメラニン色素

 カバノアナタケの5大成分のひとつにメラニン色素があげられます。

 メラニン色素とは...
皮膚などに含まれる色素のひとつで、肌を紫外線から守ってくれたり、肌の色を決定したりする働きをもっています。

 肌のシミ・シワや皮膚癌は、このメラニンの分解が原因で起こります。
メラニンは体液や細胞の酸化を抑制し、健康を維持するための重要な働きをしています。

 カバノアナタケには、このメラニン色素が多量に含まれています。
また、カバノアナタケに含まれるメラニン色素は、肌を紫外線から守ってくれるだけでなく、強力な”抗酸化作用”と”遺伝子(DNA)保護作用”がある、有効メラニン色素なのです。

カバノアナタケとリグニン分画

 カバノアナタケの5大成分のひとつにリグニン分画があげられます。

 赤ワイン・緑茶・ブルーベリー等に含まれているポリフェノールは抗酸化物質であり、日常的に摂取することで、ガンや動脈硬化に対し予防効果があることはよく知られています。

 カバノアナタケに含まれているリグニン分画には、ポリフェノール以上に抗菌作用や抗酸化作用に優れており、エイズウイルスやインフルエンザウイルスなどの各種ウイルスを餓死させる働きをするといわれています。

 最近その効果が続々発見され、植物繊維に次ぐ”7番目の栄養素”とも言われ、世界中の科学者の注目を集めています。

カバノアナタケと植物繊維

 カバノアナタケの5大成分のひとつに植物繊維があげられます。

 この植物繊維には免疫を活性化させる働きや、体内の不純物を絡め取って速やかに排出する作用があるため、便秘に効果があるという点でよく知られています。

植物繊維は、便秘を解消してくれるだけでなく、以下にあげるような様々な働きをもっています。

・コレステロールなどを体外へ排出し、動脈硬化を予防する。
・腸内の善玉菌を増やし、整腸作用をする。
・血糖の上昇を抑えて糖尿病を予防する。
・発ガン物質を取り除いてガンを予防できる。

植物繊維は「6番目の栄養素」としてますます注目度が上昇しています。

固形カバノアナタケの注意事項

 固形の場合、小さく粉砕して使用しなければなりません。

 外側の黒い部分は大変堅いので、ノミか選定用のハサミで飛び散らないようにしましょう。
包丁などでは刃こぼれを起こしますから注意して下さい。

 また粉末にする時に、家庭用ミキサーを使用するとケーシング(外筒)が破損する場合がありますから注意して下さい。

カバノアナタケと美肌効果

 ロシアでは、「カバノアナタケが癌(ガン)に効く」と研究者や公的機関が取り上げたことにより、ガン治療薬に認定されたといわれています。

 最近、日本でもガンや糖尿病に効果があると注目を集めはじめていて、そちらの方ばかりに目がいきがちですが、カバノアナタケ(チャーガ)をお茶にして飲むことによって美肌効果が期待できるのです。

 最近、”必須アミノ酸”という言葉を化粧品のコマーシャルなどでよく耳にしますが、必須アミノ酸とは、全部で20種類あるアミノ酸の中でも人間の体内で合成できない、

イソロイシン、リジンなど8種類のアミノ酸のことで、このアミノ酸がカバノアナタケ(チャーガ)には大量に含まれているのです。

 カバノアナタケ(チャーガ)の美肌効果については、某健康雑誌でも『シミ、シワなら1ヶ月で取れるとわかった』と紹介されていました。

カバノアナタケ茶の飲み方

 2リットルの水にパック1包みを入れ、ウーロン茶色になるまで強火で沸騰させ、あと自然冷却します。

 5回以上使用できますが回数を重ねるごとに沸騰時間を長くします。(弱火より強火のほうが成分が良く抽出されます)

 少家族の場合は3日分を目安にし、冷蔵庫に保存、3日以内にお飲み下さい

 お茶代わり・水代わりに、多めに飲んでいただくと効果的です。

 特に冬はホットで飲まれると、焙煎茶の独特の味が引き立ちます。

 焼酎に入れて割って飲むと不思議と酔いが回りません。

 敏感な方や、胃腸の弱い方は飲まれて直ぐにお腹が緩くなることがありますが、食物繊維の働きによるものなので、ご心配はありません。

 一度使用したティーバックは、料理に混ぜるなど色々な活用方法があります。
例えば、煮物などに混ぜて頂いても元々無色無臭のため本来の料理の味を損ないません。

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